任天堂がついに覇権をとりもどした、任天堂最強伝説、という話。

若い人は知っているだろうか。その昔、日本では任天堂がテレビゲーム界のぶっちぎりの覇者だったことを。

 

1970年代は、インベーダーゲームからなのかな?俺がまだこの世に存在してないころだから知らないが。

 

ファミコンは超有名だが、それ以前はテレビゲームの大戦国時代だった。マニアな本に書いてあったが、エポックだか他、いろいろな会社が覇権を狙い争っていた。

 

で、なんだかんだ任天堂ファミコンスーパーファミコンで覇権をゲットしたわけだが、最近ニンテンドースイッチを買って、任天堂が覇権をゲットできた理由がわかった気がする。

 

精神論なわけだが、ゲームのプレイヤーをどれだけ楽しませられるか、という気概を感じる。精神論は大事よ。計算は気概を超えられない。

 

マリオって、かわいらしいキャラクターデザインだから子供向けに思えるかもしれない。だが実際やってみると大人でもかなり難しい。初代スーパーマリオは、俺は未だにクリアできたことがない。子供から大人まで楽しめるファミリー層向けってやつだ。

 

ソニーのプレステもかつてはライト層向けを狙っていたわけだが、いつの間にかリアルな映像重視になった。俺のかつてのゲームの理想とかなりズレたと感じたことで、任天堂信者 (ネット用語で妊娠というらしいですよw) に戻ったわけだ。数十年の時を経て。長いね。

 

およそ50000円。俺がここ数か月でニンテンドースイッチに使った金だ。もちろん本体も含めて。その値段でかなりガッツリ楽しめている。

 

オンラインも月額300円ほどとかなり良心的価格になっている。良心的すぎて申し訳なく、500円くらいでも全然いいですよ、と言いたくなる。

 

マリオカートで世界中の人といっしょにゲームができると思うと夢が膨らむ心が弾む。昨日はポルトガルとかメキシコとかアメリカとかヨーロッパの人がいた。すごい時代になったと思う。ちなみに夜7時くらいは日本人のガチ勢ばかりでかなり強い。初心者の俺はまったく歯が立たない。

 

世界の上位を目指したいと思ったら、マリオカートだけでほぼ無限に楽しめる。これまではeスポーツという大会の意義が理解できなかったが、その楽しさが最近わかった。

 

さらに感心したのが、ゲームバランスの良さだ。ネットで聞きかじっただけだけど、マリカで順位が下の人にはスピードアップのアイテムが出やすく、上位の人には出にくくなるらしい。ゲームの下手な人にも楽しめる親切使用だ。

 

もうひとつやっているスマブラも、初心者がやりがちな同じ強い技を出し続けると与えるダメージが減っていくらしい。どっちもプレイヤーのことを考え抜いた、すごいアイデアだと思う。

 

まあ、そんな感じでプレステ信者から任天堂信者に戻ったわけだが、成功するってのは偶然じゃなくどんだけ消費者のことを考えるかが大事という話。

 

とか言って最近あった楽しかったことを書きたかっただけ。 終わり。