五月からがんばって花を育てやっと咲きました🌸、という話。

 

がんばって花を育てました🌷

 

 

五月から花の種をまいた。毎日サボらずなんとか水をまいた。アスターという花。

 

花の育て方というのは、基本水をまくだけなんだが、これがけっこう根気がいる作業だ。何か月も毎日水をかける。なんか途中、ホントに花なんて咲くのかな、っていう疑問が生まれる。ほぼ毎日あんまり成長しないから。

 

んで、種をまいて一週間くらい、

 

五月、芽が出た🌱

 

最初芽が出たときうれしかったね。小学生のころ、学校の授業でのアサガオの種をまいたとき以来かな?いや、以前ヒマワリをまいたか。とにかくひさしぶりに種から花を育ててやっと芽が出たときは存外うれしかった。

 

 

んで、それから数か月、言うてなかなか根気がいる作業だったよ。毎日毎日水を上げてるのに成長する芽は亀のようにのろい成長。確かにじょじょには大きくなってるが、いったいいつになったら花が咲くのか。

 

ネットで調べると八月の盆くらいには咲くと書いてあったが、なかなか咲かない。

九月になったころやっとつぼみがでてきた。なんかいつごろ出てきたのかよくわからなくて実感がわかないんだが。

 

 

はなのつぼみ、蕾

 

んでやっと最近、花が咲いた。記録づけると、だいたい今日の9月13日だ。まあとっくに咲いてる花もあれば、まだ咲いてないのとまちまちなんだが、だいたい今日くらい。

 

苦労しただけあって、なかなかうれしいもんだ。なかなか、っていうのもなんか実感わかなくてね。一時期なんかもう咲く気がしなくなってた。いつまでたっても草で、花が咲く気配がないんだもん。

 

花を育てるってのも存外骨が折れるもんだ。できればしばらくやりたくない。正直。

 

でも四か月の苦労がやっと実った。喜ぶかは知らんけど、たぶん喜ばないけど、好きな人に一輪の花をプレゼントしたいね。でもやっぱり喜ばないだろう。俺にとっては貴重な花だけど、他人にとっては花なんてどこにでもあるもんだ。

 

大切に育てた花、大切なキミにあげたいな

 

そんな陳腐な歌を作りたい気分だ。なんかガラじゃない歌詞なのでボツだが。セロリみたいな軽い感じの歌を作りたいもんだが。育ってきた環境が違うから 好き嫌いは否めない、だっけか。

 

いろいろ四か月の間、思ったことがあった。物事はすべてやってみないと分からないエヴァ加持リョウジの言葉で、細かいのは忘れたが、何かを育てるのはいいぞ、いろいろなことがわかってくる、というのがあった。何と言うか、植物、作物を育てる大変さを学んだ気がする。

 

ジャガイモとかキュウリとかさ、スーパーでかんたんに買えるじゃん。でもそのひとつひとつは何か月もかかって作られてる。ゲームみたいに五分で育つってわけにはいかない。自然ってのは大切なものだと学んだ。農家の人にも多謝。

 

あ、あとね、アスターの花、花壇シリーズと庭シリーズで別れてんだ。花壇には買った土でネットで調べて丁寧に育てた。庭シリーズは種が余ったからテキトーにパラパラまいた。結果、花壇のは全滅して庭のだけが育っていった。

 

ここら辺も考えることがあってね。土ってのは微生物とかいろいろな要素で複雑にできてるんじゃないかな、って。無菌状態の買った土よりいろいろごちゃまぜの庭の土のほうが土壌っていうのかな、そういうのがいいんじゃないかって。

 

実際買った土の花壇の花が全滅して、庭の花が実ったという状況証拠がある。あながち的外れな推理ではないと思う。証拠的に。

 

まあそこまで綿密に調べようとは思わないが、花を育てるってだけでいろいろなことを学んだ気がするよ。少なくともやらなければわからないことがわかった。

 

なんか文章が長いな。まあ花が咲いたあとは写真にとって、記念に押し花にして、それでおしまいかな、と思う。花が咲いてよかったけど、やっぱり四か月は疲れたよ。次はまたそのうちにだな。まあいい経験だったよ、ってことで、 おわり。