超今更ながらマインクラフトが楽しい!という話。

 

 

マインクラフトが発売されてからもう10年以上たつだろうか。本当に今更なんだが、マインクラフトを始めた。

 

読んでいる人がマインクラフトを知っている前提で話す。一から説明したらたいへんな長文になる。

 

もうだいぶ前にスマホ版のマインクラフトをやったことがある。とりあえず家を建ててみたいという願望から、クリエイティブモードをやった。結局、家を建てて天空の城を作って飽きてやめた。電子回路を作って遊べると聞いたが、よくわからず途中であきらめた。

 

それからかなりたった今、何か面白いゲームはないかと探して、マインクラフトを始めることにした。ディスコードをやるのにも、マインクラフトをやっている人が多いと聞いたのも始めたきっかけだ。

 

PCのJava版を手に入れたんだが、ゲームを始めるまでも大変だった。なんかよくわからん手続きが必要で、なんかよくわからんまま四苦八苦してやっとゲームを起動できた。この複雑さは何とかしてほしいと思った。

 

マインクラフトを敬遠していたのは明確な理由がある。ゲーム画面を見たことがある人ならだれでも思う、見た目が他のゲームと比べてやぼったい。

 

基本四角い箱でできた世界。その箱の一面もドット絵のようなデザイン。人物や動物も四角い。まあ、昨今のきれいなグラフィックのゲームとは明らかに劣る。

 

でも、サバイバルモードで始めた結果、このゲームにハマる人がいっぱいいることの理由が少しわかった。

 

まさにドット絵時代の、古いドラゴンクエストをやっているような気分になった。ひのきのぼうの装備から始まる、一からゲームを始めるような感覚。

 

マインクラフトを始めたスタート時、自分はほとんど何もできない。装備も何もなければ、食べ物もない。敵が現れる夜になれば、モンスターが現れてすぐにやられる。

 

とりあえず土を掘って手に入れて、木を伐採して入手して、仮家を作る。数少ない創作技術、クラフトで作業台などを作り、木のつるはしや剣などを作っていき、地面を掘って鉄や石炭を手に入れて、できることが増えていく。本当に3D版ドラクエって感じで、レベルを上げていくみたいだ。

 

俺はあえてネットで何も調べないでやっている。調べればかんたんにベッドの作り方もわかるが、調べないことでベッドの作り方を探る楽しみにもなる。いまだにベッドは作れていなくて敵にやられるたんびに初期位置に戻される。持ってるアイテムもなくなる。

 

これはドラクエの生みの親、堀井雄二が言っていたが、ネットで調べるというのもひとつの冒険の方法だからいいと言う。最近じゃ攻略サイトで調べるのが当たり前になっているが、逆にあえてネットで調べずに、すべて自力でやるというのも今じゃ新鮮な気がする。

 

ベッドを作るにはおそらく布がいる。機織り機があるが、俺が始めた雪の世界だと糸になるものがない。羊毛などが必要なんじゃないか?羊がいる場所へ旅に出るために用意がいる。武器などを作って装備して遠くへ旅に出る。で、敵にやられる。武器やアイテムも失う。最初の地点に戻る。太陽の位置から自分は西へ向かってると知る。何度もやられながらやっと羊を発見。一日でここまで来た。まさに冒険

 

何も知らない状態でやると大人の知識が役に立つ。木炭を作るには木を炙らなくちゃいけないんじゃないか? かまどがある。かまどを使えば木炭ができるはず。そんな感じでゲームの要領がわかってくる。

 

最近のゲームはオンラインが主流なわけだが、こうやって昔みたいに孤独にゲームするのもたまにはいい。昔のRPGをやってるみたいで純粋に楽しかった。寂しさに飽きたらまたオンラインをしたり。

 

ゲームをやる人で効率厨、と呼ばれたりする人がいるが、個人的にはゲームにまで効率を求めなくても、とは思う。それが好きならいいが、自分を不自由に追い込んで時間をかけて遊ぶのもありだと思う。それも自由だ。

 

とりあえずベッドを作ることが最初の目標だ。布と木と綿かな?ネットを使えばすぐわかることを考える。それも一興だ。 おわり。