ネタバレ有。
と言っても、かなり古い作品なので、別にいいかな、と思ってる。古谷実というマンガ家の、グリーンヒルという作品。この作者も一世風靡した変わったマンガ家だが、詳細はいずれまた。
グリーンヒルの一話完結の物語の中に、ジャンケンを使ったギャンブルの話がある。あらすじ風に書いてみるかな。
主人公に、とあるギャンブルの話が耳に入る。一万円を賭けてジャンケンをして、勝ったら倍になる。もう一度ジャンケンをして勝つとさらに倍の四万円。さらに勝つと八万円、16万円、32万円、とどんどん増えていく、ただし、一回でも負けると全額没収。ジャンケンに自信がある主人公は挑戦する。
かなり嫌味な感じの胴元相手にジャンケン開始。一回目、勝つ。二回目、勝つ。三回目、勝つ。と連勝。金額は32万になった。胴元もさすがに焦りだす。ジャンケンに誘った友達はもうそろそろやめよう、と泣きながら言う。しかし欲にかられた主人公はまだ続けると言う。もう一度ジャンケンをする。勝つ。64万円。よっしゃー!と調子づく主人公。もう一度やれば欲しかったバイクが買える。ラスト勝負をしかける。ジャンケンポン。あいこ。めっちゃビビる主人公。もう一度勝負、はい、負け。全額没収。諦めきれずに有り金全部を使うが負け続ける。結局儲かるどころかすってんてんになってしまったとさ。でめたし。
これ、ギャンブルの怖さをジャンケンという一番単純なものにしてわかりやすくした秀逸な物語だと思う。欲をかきすぎるとギャンブルは破滅するという人生教訓。
俺は経験ないけど、ギャンブルに勝ちまくるとこういう風に調子に乗ってどんどんやりまくっていずれすってんてんになるんだろうな、と思う。確率的にギャンブルってのは負けるようにできてるんだよ。確率の収束。そこそこ儲けたら逃げるってのが一番賢いんだろうけど、人間欲にかられるからそういうほどほどでやめるのは難しい、という話。
あそこでやめておけば儲かってた、あそこであれに賭けてたら大儲けだった、とか、たらればを言う人がいるが、ギャンブルほどたらればが無意味なものはない。完全に結果がすべて。
こういうのを思い出したのも麻雀ゲームの雀魂を始めたのが理由でね、もちろん雀魂の麻雀自体はギャンブル要素ないよ。念のために言っておかないと。でもガチャ課金でキャラをゲットできる。このガチャ課金に課金するかどうか悩んでこのブログ記事を思いついた。
人間キャラクターが出る確率5%らしいのよ。んで10連ガチャでけっこうな金が飛ぶ。運よく一回でかわいいキャラが出たらいいんだけど、確率ってのはあくまで確率で、出ない時はまったく出ない。ウン千円かけてぜんぜん出なくて、出るまでやってやる!って言いだして万単位で金を使いそうだから課金に手を出すのに躊躇している。
運が悪いと10万円くらい使っても一度もキャラが出ない可能性もある。天井システムがあるからある程度かかったら救済措置でもらえるとは思うけど。
もちろん最悪の場合だけどね。逆に一回で出る超ラッキーなこともある。まあ改めて確率の妙とというのを感じてね。
とりあえず一か月で650円で10連ガチャ一回できるっていうのをやってるからそれを試してから課金を考えるかな、と思う。それでお気に入りのキャラがでればめでたしなんだけど沼ったらどうしよう、っていうね。
まあそういう不安を抱えるならガチャ課金には手を出さないほうがいいんだろうなと思う。うちの家系はギャンブルに向いてないんだよ。性格的にも運的にもね。それが一番運がいいのかもしれないまである。
まあ確率の妙、っていうお題でしばらく記事を書くのも面白いかもな、って思う。確率は神の領域だから面白いんだよ。麻雀自体も面白くてハマってる。結果が出るまで一位になるかビリになるかわからないってのは楽しい。とりあえずそんな感じで、 おわり。
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あとがき
そんな感じで麻雀ゲーム、雀魂にハマってるんだが、個人的にめでたい話で、ついに初心者を脱して雀士になった。ツイッターにも貼ったんだけどね
めでたいけど次の段階の強いレベルの人たちとやったらね、ぼろ負けですってんてんにされた(笑)。プロ?の洗礼ってやつだ。
最近はいろいろと暇ができてね。いろいろやってる。パルワールドっていうゲームにもけっこうハマってる。ポ〇モンに似とるやんけ!って話題なんだけどね、面白いゲームだと思うよ。今後ゲーム業界ってこういう感じにシフトしていくのかな、って思わせる。ここら辺は荒れそうだからあんまり言わない。
AIについてのSF小説も買って面白そうだから読み終わったらここにレビューを書こうかな、って思ってる。現代社会自体がAIの台頭でSFの時代だよ。鉄腕アトムが生まれたのって2003年だぜ。
お金についてもいろいろ考えることがあって、お金よりもスキルのほうが価値があるかもしれないってのを考えるようになった。こういうのも考えがまとまったら書きたい。
そういうわけでブログを書く頻度が上がるかもしれない。いつも有言不実行だけど。このブログが人気になって活気づいたら面白いな。 おわり。