バクマンというマンガが大嫌いだ、という話。

 

バクマン。というマンガが嫌い、という話だが、この話、ずっと書こうかどうか迷っていた。思うところがあって書きたかったが、今更古いマンガの話を書いてもなあ、と迷いながら書かなかったんだが、今の自分の心境とかなりシンクロするので書くことにした。

 

バクマン。というマンガを簡易紹介すると、シナリオ担当の大場つぐみという人の気持ち悪い恋愛観をひけらかす、という物語だ。マンガ家を目指す少年たちの物語という建前はあるが、根本は勘違いピュアラブストーリーだ。

 

いつの間にかアニメオタクからアイドルオタクになかばムリヤリなってしまった俺からすると、めちゃくちゃ気持ち悪い恋愛観だ。

 

テレビニュースになるほどの純愛だと作中で語られるが、アイドルオタクファンからしたらそのアイドルは最初から、デビュー前から裏切っていた、ということになる。ヒロインの声優アイドルあずきは、主人公最高との関係を純愛で、いまだに処女だ、と告白するが、アイドルファンからしたらひどい裏切りだ。貞操を守るくらい想う人がいながらアイドルをするってのはファンからしたら純愛というより悪女だろう。

 

なんかこう書くとね、俺のほうが気持ち悪い感じなんだが、まあアイドルっていうのは少なからず男心を利用する商売なんだから、最低限のモラルってもんでね、付き合うのは隠してもいいが、結婚するなら隠さず報告してほしい。それの有無だけで確実に売り上げなどが増減するんだから。

 

どうも大事なことほどうまく書けない。すごい誤解を生みそうだ。そもそもこれはアイドルオタクにしかわからない感情だ。傍から見たら気持ち悪い、バカだ、になる話だ。まあここら辺はキリがないので終わりにして、バクマン。についての別視点。

 

創作ってのは、自分の内面をさらけ出す行為だ。考え方や行動など、作者の内面が浮き彫りになる。100%の善人などいるわけないんだから、当然嫌な気分になる人も出てくる。バクマン。が気持ち悪い、という俺のような意見が出るのも覚悟しなくちゃいけない。

 

このブログもそうだ。俺の意見を書くんだからもちろん内面を公表する。あんまり意識してなかったがこのブログを見て不快に思う人もいるんだろう。

 

内面を隠してかっこいい意見を書いても、見る人が10人もいたら見抜く人がいると思う。どうせバレるから、俺は隠さず好きなように書いている。正直な気持ちを書いて嫌われるんならどうしようもない。

 

今回の記事、めずらしくうまく書けなかった。いつもなら修正したり書き直したりするんだが、それすらできない。自分の内面の大事なところってのは、言語化するのは難しいようだ。どうでもいいことはベラベラ書けるんだが。

 

逆に自分の醜さが客観的に見えた気がする。自分で気づかない卑屈さみたいな。

 

あんま考えてもしょうがないか。今のメンタルが下がってるだけかもしれないし。そういうわけで、 おわり。